なまり節は、かつおを味付けせず蒸したり煮たりして火を通した食材です。
その歴史をたどると江戸時代までさかのぼり、火を通すと鉛色になることから「ナマリ」と呼ばれ、漢字で生利と当て字されました。
江戸時代、なまり節は江戸懐石の旬を彩る献立の定番として大変人気があったそうです。新鮮なかつおを原料として作られるなまり節は、昔から生産され近隣の消費地に売られていたようです。
また、明治時代に内陸に位置する京都や大阪・兵庫などにも流通できるようになったことで広まりました。関西方面では今でも「おばんざい」に欠かせない材料のひとつになっています。
なまり節は、栄養価の高い完全自然食品で、料理しやすいことも特長のひとつ。料理を作る人のアイデア次第で、いろいろな料理に応用できます。
- なまりぶし(背・腹)
- 120g
- タマネギ(スライス)
- 120g
- 塩蔵ワカメ
- 48g
- ぽん酢
- 適量
- マヨネーズ
- お好みで
- なまり節を手でほぐしておく。
- タマネギは水にさらしてから水分を切っておく。
- 塩蔵ワカメは大きなボウルに入れて10分ほど流水し、塩分が抜けたら水分を切っておく。
- タマネギとワカメを合わせてから皿に盛り、なまり節を和える。
- ぽん酢をかける。(上からマヨネーズをかけても美味しいです。)
本多 真
なまり節とワカメを一緒に食べるとパサパサ感が和らぎ食べやすくなります。
個人的にはぽん酢だけでなくマヨネーズを加えたり、一味唐辛子を振りかけて食べるのが好みです。
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