なまり節と大根の煮物は、色々な地域で「昔ながらの料理」として親しまれてきた料理です。
このレシピではダイコンを使いましたが、ふきと一緒に煮たり、長ネギと一緒に煮たりするなど地域で採れる季節の野菜を使って炊き合わせていたようです。
なまり節からでてくる出汁や煮汁が大根に浸みこみますし、ショウガも入っているので寒い冬に食べると体の中から温まる料理として食べられてきたのでしょう。
- なまり節(亀節)
- 1節(約300g)
- ダイコン
- 500g
- ショウガ(スライス)
- 60g
- 長ネギ(千切り)
- 40g
- Ⓐ 日本酒
- 30㏄
- Ⓐ かつお出汁
- 400㏄
- Ⓐ 砂糖
- 大さじ1
- Ⓐ 味醂
- 30㏄
- Ⓐ 醤油
- 30㏄
- なまり節を約1.5㎝程度にスライスする。
- ダイコンは約3㎝程度の輪切りにする。
- 鍋にⒶの材料とダイコン、ショウガ(スライス)を入れて火にかけダイコンに火が通るまで煮る。
- なまり節を加えて落としぶたをし、煮汁が少なくなるまで弱火で煮る。
- 器に盛り付け、長ネギを添える。
本多 真
かつおは火を通すと硬くなり、パサパサとした食感になってしまいます。そこに出汁をタップリ含んだ大根があるのが美味しく食べるポイントです。
噛んだ時ジュワッと出てくる大根と煮汁、なまり節を一緒に食べることでパサパサ感が和らぎ噛むごとに旨味を感じることができます。
日本人の食文化でもある口中調味を実感すると思いますよ。
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