フィリピンはスペインの植民地だったことからヨーロッパや隣国の中国の影響を受けています。東南アジア料理のように唐辛子をあまり使わず、魚醤や砂糖を使う味付けが多いです。カレカレはお祭りやお祝いの席で出されていた料理でしたが、最近では手軽に調理できる調味料が売られていて普段から食べられるようになってきています。ピーナツバターを大量に使い、肉と野菜を煮込む料理です。本場では若いバナナのつぼみが使われるそうです。ピーナツバターが入っていると驚きますが、とても食べやすいまろやかな味わいです。
- シチュー用ビーフ
- 320g
- サラダ油
- 適量
- 玉ねぎダイス
- 240g
- なす(輪切り)
- 150g
- いんげん
- 50g
- 赤パプリカ(乱切り)
- 140g
- カレカレの素
- 1袋
- カレー粉
- 少々
- 塩こしょう
- 少々
- 砂糖
- 少々
- シチュー用ビーフを一口大にカットする。
- 鍋にサラダ油を熱し、玉ねぎをよく炒める。
- 水とカレカレの素を加え煮込む。
- 野菜と加え柔らかくなったらビーフとカレー粉を加え軽く煮込む。
- 塩こしょう、砂糖で味を整え、皿に盛る。
このカレカレは見た感じ、ほとんどの人がカレーの味を想像してしまいますが・・・
実はピーナッツバターを味のベースにしており、我々日本人からは想像しにくい味となっております。具材としては、牛肉(シチュー用ビーフ)やチンゲン菜、ナス等の野菜類も入っています。
地域や家庭によって、シーフードや豚肉を使ったりすることもあるそうです。
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