クスクス料理は、北アフリカから中東にかけての地域で発祥したとされています。その後、フランスやイタリアなどのヨーロッパに伝わっていきました。
特にアルジェリアではクスクス料理が常食されていて国民食と言っても過言ではないほどポピュラーです。一般的にはクスクス(蒸したスムール)に肉と野菜の煮込みをかけ、その煮汁をかけて食べられます。
アルジェリアでは、羊肉を使うことが多いメニューですが牛肉で作られることもあり、ガルバンソ(ひよこ豆)やズッキーニ、パプリカなどと一緒にトマトソースで煮込んでいきます。
因みに、スムール(クスクス)は湯で戻してから塩とオリーブオイルを混ぜ込み、蒸して仕上げます。ここで使う油をオリーブオイルからバターに替えるとモロッコ風と呼び名になるそうです。
- シチュー用ビーフ
- 240g
- シチュー用ビーフ(肉汁)
- 90g
- タマネギ(くし切り)
- 1個分
- パプリカ(くし切り)
- 1個分
- ズッキーニ(いちょう切り)
- 120g
- ガルバンソ(缶詰)
- 120g
- トマトソース
- 800g
- スムール(クスクス)
- 480g
- オリーブオイル
- 適量
- 塩・コショウ
- 適量
- シチュー用ビーフを一口大にカットする。
- オリーブオイルでタマネギ・パプリカ・ズッキーニを炒める。
- ビーフを加えて軽く炒める。
- トマトソース・シチュー用ビーフ(肉汁)・ガルバンソを加えて煮込む。
- 塩・コショウで味を調え、蒸し上げたスムールと共に盛り付ける。
地中海に面しているアルジェリアは昔から様々な国の影響を受けてきました。原住民族はベルベル人で、クスクス料理はベルベル人によって受け継がれてきた料理なのだそうです。隣国のモロッコやチュニジアにも似たような料理がありますし、フランスにもクスクス料理があるのは歴史的背景によるものだと思います。食文化は地理や歴史と密接に関わっているので社会科的にも面白いですね。
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