ハンガリーの人々にとって、最もシンボル的な料理として考えられているグヤーシュ。本来グヤーシュには「パプリカとタマネギをラードや牛肉、ジャガイモでつくられる煮込み」または「野菜入りのグヤーシュスープ」といった意味があります。グヤーシュのグヤは牛の群れを指し、グヤーシュという単語そのものが牛飼いを意味する言葉です。このことからも想像できるように、牛飼いが外で農作業などをしながらボグラーチという金属製の大鍋で牛肉やパプリカ、タマネギ、ジャガイモなどを煮込んだ農夫の料理がルーツとされています。
現在、グヤーシュは「肉のパプリカ煮込み」を総称する単語に変化しているので必ずしも牛肉でなくても良いともされ、ペルケルトと呼ばれることがあったり、サワークリームを加えるとパプリカ-シュと呼ばれたり、地域や材料によっても呼び名が変わったりと曖昧なことも多いようです。
- シチュー用ビーフ
- 200g
- シチュー用ビーフ(肉汁)
- 60g
- タマネギ(粗みじん)
- 120g
- ニンジン(乱切り)
- 100g
- ジャガイモ(乱切り)
- 2個分
- パプリカ(乱切り)
- 1個分
- セロリ(粗みじん)
- 50g
- トマト(ホール)
- 160g
- ニンニク(つぶす)
- 1片
- サラダオイル
- 30g
- パプリカ(パウダー)
- 大さじ1
- キャラウェイ(パウダー)
- 適量
- 食塩
- 少量
- 黒コショウ
- 少量
- ローリエ
- 1枚
- シチュー用ビーフを一口大にカットする。
- ニンニク、野菜をよく炒め、パプリカパウダーを混ぜ合わせる。
- シチュー用ビーフを加えて軽く炒めたら、トマト、シチュー用ビーフ(肉汁)、水、ハーブを加え煮込む。
- 食塩、コショウで味を調える。
グヤーシュに使うパプリカパウダーは甘味のあるものに辛味のあるものを少量加えて作るので、真っ赤な見た目とは違って全然辛くありません。現地のレストランで出されるグヤーシュはスープ的な位置づけなのだそうです。大きなスープ皿や一人用のミニボグラーチに入ったグヤーシュはボリュームたっぷりとのこと。
ハンガリーといえば、ブダペストのドナウ川クルーズや夜景が有名ですね。トカイワインも飲んでみたいし、色々と夢が膨らみます。
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