このような料理はイベリア半島の各地で作られていて、地域毎に手に入りやすい肉や野菜を煮込んだ伝統的なシチューとして受け継がれています。因みにポルトガルではコジード、スペインではコシードと呼ばれています。
ポルトガルでは牛すね肉をメインに豚肉や鶏肉、臓物、野菜に加えて特産の腸詰めを使い、スペインではひよこ豆を入れて煮込むことが多いようです。
何れにしても肉と野菜がタップリなのでボリューム、栄養ともに優れた煮込み料理といえます。
また、日本にもこの料理が伝えられた記録が残っていて、江戸時代の“南蛮料理書”という書物にレシピが記されているそうです。
- シチュー用ビーフ
- 400g
- シチュー用ポーク
- 200g
- シチュー用ビーフ(肉汁)
- 140g
- シチュー用ポーク(肉汁)
- 80g
- ニンジン
- 150g
- セロリ
- 150g
- ジャガイモ
- 300g
- キャベツ
- 150g
- 白ネギ
- 2本
- ソーセージ
- 8本
- 食塩
- 適量
- シチュー用ビーフ、シチュー用ポークとソーセージ、野菜を大ぶりにカットする。
- 鍋に肉と野菜を入れ、ビーフ・ポークの肉汁と水を注いで火に掛ける。
- 野菜が柔らかくなるまで煮込み、塩で味を調える。
石川貴章
イベリア半島には伝統的な家庭料理としてこのようなメニューがあって、ポルトガルのコジード、スペインのコシードともに地域毎に具材が異なると云う事を知りました。結婚した相手が使う具材や味付けによって出身地が分かるとまで言われているみたいです。日本でも味噌汁やお雑煮が各地で異なるのと似ていますね。
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