コロネーション・チキンというイギリスの伝統料理をパンで挟んだサンドウィッチ。イギリスのスーパーやコンビニエンスストアなどで必ずといって良いほど売られている人気メニューです。
もとの料理はコロネーション・チキンという料理で、1953年に行われたエリザベス2世女王の戴冠式に際して考案されたものです。戴冠式の昼食では、鶏肉をカレー風味のクリームソースで和え、レーズンやアンズなどを宝石に見立てたような盛付がされたのだそうです。これがイギリス中に広まるうちにマヨネーズ味に変化し、レストランや一般家庭でも作られるようになりました。
カレー風味の滑らかなマヨネーズソースとトーストした食パンの相性がよく、イギリスで人気を博しているものよくわかります。
- ホワイトチキン(津軽どり)
- 360g
- Ⓐ マヨネーズ
- 130g
- Ⓐ ディジョンマスタード
- 120g
- Ⓐ ニンニク(すりおろし)
- 4g
- Ⓐ ターメリック(パウダー)
- 0.4g
- Ⓐ コリアンダー(パウダー)
- 0.1g
- Ⓐ クミン(パウダー)
- 0.8g
- Ⓐ フェンネル(パウダー)
- 0.6g
- Ⓐ パプリカ(パウダー)
- 0.1g
- Ⓐ バジル(乾燥)
- 0.1g
- 山型食パン(8枚切り)
- 8枚
- レタス(5mmスライス)
- 72g
- トマト(5mmスライス)
- 120g
- ニンジン(千切り)
- 60g
- アーモンド(スライス)
- 20g
- ホワイトチキンを1㎝の棒状にカットする。
- 食パンを軽くトーストする。
- アーモンドを乾煎りし、冷ましておく。
- Ⓐの材料を全て混ぜ合わせ、上側にするパンの内側に薄く塗る。
- ①と④で残ったソースを和える。
- 下側のパンに⑤、トマト、レタス、ニンジンを順に乗せ、③をトッピングする。
- 上側のパンを乗せたらラップで包み、重しをして冷蔵庫で10分ほど馴染ませる。
- ⑦を3つに切って皿に盛り、アーモンドを散らす。
以前このサイトで提案したコロネーション・チキンのマヨネーズソースにはマヨネーズとサワークリーム、ハチミツ、カレー粉、レモン汁を混ぜたものでしたが、今回は、マヨネーズにターメリックやコリアンダー、クミン、フェンネル、パプリカ、バジルなどのハーブ・スパイスを入れました。どちらも、マヨネーズにエキゾチックな香りが加わることで、良いアクセントになっています。17世紀に東インド会社を設立したイギリス人が多くのスパイスを輸入するうちにカレー粉を発明し広めたことを思い出させられるような料理です。
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