イングランド南西部コーンウォール地方が発祥とされているコーニッシュパイは、シンプルなペストリー生地で牛肉と野菜などのフィリングをたっぷり包みオーブンで焼き上げた料理です。コーンウォール地方は鉱業が盛んだったので、スズ鉱山で働く鉱員たちが汚れた手のまま食べられるように厚い生地が縁取りされています。汚れたパイ生地は危険に導くこともある精霊のためにその場に捨てていたそうです。コーニッシュパイと名乗るには厳しい基準があり、伝統にのっとった製法で作られたものでなければなりません。それだけ地域に根付き愛されている料理となっているようです。
- シチュー用ビーフ
- 100g
- タマネギ(みじん切り)
- 80g
- ニンジン(角切り)
- 35g
- カブ角切り
- 80g
- ジャガイモ(角切り)
- 100g
- バター
- 大1
- ウスターソース
- 大3
- 塩こしょう
- 少々
- パセリ(みじん切り)
- 少々
- パイ生地
- 薄力粉
- 250g
- バター
- 125g
- 卵黄
- 20g
- 水
- 60g
- 塩
- 小1
- [仕上げ用]
- 卵黄
- 1個分
- シチュー用ビーフは1cm角にカットする。
- フライパンを熱し、バターで野菜を炒める。
- ウスターソースと塩こしょうで味付けし、粗熱をとる。
- パイ生地を作り、シチュー用ビーフと3を包み180℃30分オーブンで加熱する。
パイ単体でお野菜・お肉・炭水化物が取れる為、食べ応えがありそれだけで食事が済んでしまう料理です。直径20センチ以上あるものもあり、当時炭坑に務める坑夫のお腹を満たしていたようです。現地では専門チェーン店もあるこの伝統料理も、シチュー用ビーフを使用することで、調理時間も短縮しながら作成することができます。
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