沖縄特産の夏野菜というイメージがついているゴーヤーは、正式名称が「つるれいし」(蔓茘枝)というウリ科の植物。熱帯気候のインドや東南アジアが原産で300種類もの品種が存在しています。それが中国を経て琉球に伝えられたとされていて現在20種類ほどの品種が沖縄にあります。
ゴーヤーは6月から8月まで夏の時期が旬とされ、この時期の実が最もビタミンCを豊富に含んでいるそうです。なお、品種改良や生産方法が工夫されたことで冬場でも収穫できるようにもなっています。
ゴーヤーは沖縄のチャンプルー料理やサラダなど様々な料理に使われますが、好みや料理に合わせて使い分けるとより美味しく仕上げることができます。
例えば固くて色が濃くて細長くイボが密集しているものは苦みが強いのでチャンプルーに使い、色が薄くて太いものは水分が豊富で苦みが薄いのでサラダに使うといった具合です。
ゴーヤーに含まれているビタミンCはほかの野菜に比べて熱に強いので、火を通してもビタミンⅭが壊れにくくしっかり吸収できるそうです。暑さの厳しい沖縄で疲労回復や夏バテ防止によく食べられてきたのは理にかなっているといえます。
- ゴーヤー
- 260g
- タマネギ(スライス)
- 100g
- ライトミート(ツナ缶)
- 100g
- 鰹節(荒節)
- 適量
- ゴーヤーを縦半分にカットし、種とわたをスプーンなどで掻き出してからスライスする。
- ゴーヤーとタマネギ、ライトミート(ツナ缶)をよく混ぜる。
- 皿に盛り付け、鰹節をかける。
- ※ ゴーヤーの苦みを薄くしたいときはスライスしたゴーヤーを塩もみしてから水洗いし、水分を取ってから使う。
沖縄の夏野菜として本土に紹介されたゴーヤーは、本州で売られ始めたころは「苦瓜(にがうり)」という名前でした。その頃のゴーヤーは苦みが強く独特な青臭い感じがしたような記憶があります。その後、だんだん苦みが薄くて食べやすいものが売られるようになったような気がします。
ゴーヤーは家庭菜園などでも手軽に育てられるので我が家でも15年位前から毎年のように作っています。日の当たる窓際にネットを張って「緑のカーテン」のようにして、ゴーヤーが大きくなるのを観察するのが楽しいです。
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