Rizとは、riz sauvage (リ・ソヴァージュ)というイネ科の植物のことでお米を指します。
ヨーロッパではフランスやイタリア、スペインなど地中海に面した湿地帯で、丸みがあり粘り気のある短粒米と細長くて粘り気の少ない長粒米が栽培されています。フランスではカマルグ地方の湿地帯が主な産地となっており、野菜の一種として使われています。
サラダ・ドゥ・リは、南フランスで初夏の時期に穫れるイワシで作るアンチョビやマグロで作る油漬け(ツナ缶)を使ったサラダです。アルデンテに茹でてから冷ましたお米にグリンピースやトマトなど初夏の野菜、刻んだブラックオリーブやケッパー、固ゆで卵などと合わせたらレモン汁とオリーブオイル、塩コショウで作るドレッシングで味付けします。
オリーブオイルが素材に絡み、レモンやケッパー、アンチョビなどがアクセントになることで、サラダの具材として食べるお米の美味しさを発見できる初夏に食べたいメニューです。
- マグロ油漬け(ライトミート)
- 240g
- お米
- 300g
- アンチョビ(缶詰)
- 6枚
- トマト(くし切り)
- 180g
- 茹でタマゴ(粗みじん)
- 2個
- グリンピース(塩ゆで)
- 80g
- グリュイエールチーズ(すりおろす)
- 80g
- ブラックオリーブ(種抜き、粗みじん)
- 10個分
- ケッパー
- 10g
- 食塩
- 適量
- コショウ
- 適量
- パセリ(みじん切り)
- 6g
- Ⓐ オリーブオイル
- 80g
- Ⓐ レモン汁
- 16g
- Ⓐ 食塩
- 適量
- Ⓐ コショウ
- 適量
- 2リットル以上の塩水を沸騰させたらお米を入れ、芯が残っている位に茹でる。
- 流水にさらして粘りをとり、水分を切っておく。
- Ⓐのオリーブオイルとレモン汁を合わせたら、塩コショウで味を調える。
- ボールにツナ缶、アンチョビ、茹で卵、グリーンピース、チーズ、ブラックオリーブ、ケッパーを入れて混ぜ合わせ、塩コショウで味を調える。
- Ⓐのドレッシングを加えて混ぜ合わせる。
- 器に盛り付けたらトマトを添え、パセリのみじん切りを振りかける。
日本人にとってお米は主食なので、サラダの素材として使うのには違和感があるかもしれません。フランスではカマルグ湿原が生産量の殆どを賄っていますが、イタリアではピエモンテ州やロンバルディア州、ヴェネト州などを中心に広範囲にわたり140~150種類もの品種が生産されています。またパエリアが有名なスペインではバレンシア地方の湿地が米どころとして有名です。
イタリアのリゾットにしても、スペインのパエリアにしてもパンが一緒についてきます。このような食べ方を通じてヨーロッパにおける米の位置づけが何となくわかりますね。
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