イタリアでは肉の種類に関係なく、角切りした肉の煮込みのことをスペッツァティーノと呼び、牛肉、豚肉、羊肉、鶏肉など、様々な素材が使われます。味付けについても様々です。今回はトマトを使って煮込みましたが必ずしもそうではなく、肉と野菜、水、ハーブでシンプルに煮込むこともあるようです。この煮込みの旨味として欠かせないのが香味野菜(ソフリット)です。ソフリットとはフランス料理のミルポワと同意語ですが、煮込み料理やソースを仕込むときに頻繁に登場します。ポイントはタマネギ、ニンジン、セロリなどをオリーブオイルでよく炒めて野菜の味を引き出していくことにあります。ミルポワは大きめにカットした野菜を使うことが多く、ソフリットの場合は基本的に野菜をみじん切りにして使うといった違いがありますが、その役割は共通しています。また、このスペッツァティーノにポレンタを付け合わせるとイタリア料理らしいメニューに仕上がります。
- シチュー用牛ほほ肉
- 400g
- シチュー用牛ほほ肉(肉汁)
- 100g
- オリーブオイル
- 50g
- ニンニク(みじん切り)
- 1片
- タマネギ(みじん切り)
- 120g
- ニンジン(みじん切り)
- 60g
- セロリ(みじん切り)
- 60g
- 小麦粉
- 小さじ1
- 白ワイン
- 60g
- ホールトマト
- 240g
- 食塩
- 少量
- コショウ
- 少量
- パセリ
- 少量
- ポレンタ
- 適量
- シチュー用牛ほほ肉を一口大にカットする。
- オリーブオイルでニンニクを炒めて香りを出し、タマネギ、ニンジン、セロリを良く炒める。
- 牛ほほ肉を加えて、小麦粉を振って軽く炒め、白ワインで蒸し煮にする。
- シチュー用牛ほほ肉(肉汁)、トマトを加えて軽く煮込み、食塩、コショウで味を調えて盛り付け、ポレンタを添える。
多くの日本人がイタリアという国に対して抱いているイメージは 明るく日差しと温暖な気候、そして陽気な人たちが賑やかに食事をしているといった感じだと思います。まさに、皆様が感じている私のイメージとピッタリですね。
学生時代にイタリア料理店でアルバイトをしていたこともありますから、当社営業マンのだれよりもイタリアンにはこだわりがあります。このスペッツァティーノは凄くポピュラーな反面、決まり事が少なく自由度が高いメニューです。是非、本場に行って色々なスペッツァティーノを食べてみたいです。
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