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Sundubu soup(スンドゥブ・チゲ 【大韓民国】 )

韓国語では豆腐のことをトゥブと呼び、日本の豆腐よりも固いのが特徴です。大豆をすり潰して水を加え、火にかけてからにがりで凝固させるところまでは日本の豆腐と同様ですが、固まってきた豆腐に重しをして水分を抜いて固くします。スンドゥブは水分を抜く工程の前段階のものを指すので日本の豆腐とよく似ていて柔らかくのが特徴です。
またチゲという言葉は鍋料理全体を指しますが、多くの場合は一人用の小さな土鍋に入った料理を指します。大きな鍋を囲んで調理をしながら食べるものはチョンゴルと呼び区別されています。
韓国の家庭にとって具沢山のチゲ鍋は欠かせない汁物です。肉類や魚介類と野菜や豆腐、海藻類などを一緒に煮込むので栄養バランスも良く、キムチやナムルなどの常備菜と一緒に出されます。特にスンドゥブチゲやテンジャンチゲは具だくさんで人気があり、おふくろの味として親しまれています。その時の体調などによってスープを多めにしたり具を多めにしたりして食べるようですが、出汁の効いたスープにご飯や麺を入れて、最後まで食べつくすのが韓国流の作法です。

材料

グリル用ポーク肩ロース
240g
絹ごし豆腐
800g
活あさり(砂出し)
60個
タマネギ(2㎝角切り)
200g
長ネギ(小口切り)
240g
ごま油
48g
卵黄
4個分
Ⓐ 韓国醤油
36g
Ⓐ いりこ出汁
30㏄
Ⓐ ニンニク(すりおろし)
10g
Ⓐ 粉唐辛子(韓国産)
30g
Ⓐ ショウガ(すりおろし)
7g
Ⓑ 煮干し
12g
Ⓑ 昆布
12g
Ⓑ 唐辛子
1本
Ⓑ タマネギ(くし切り)
50g
Ⓑ 日本酒
30g
Ⓑ 黒コショウ(ホール)
5粒
Ⓑ 水
1,200㏄

作り方

  1. グリル用ポーク肩ロースを1㎝の厚さにスライスし、3等分にカットする。
  2. Ⓐの材料をボールに入れてよく混ぜ合わせ「チゲダレ」を作っておく。
  3. Ⓑの材料でスープをつくる。
  4. 煮干しとコンブを水に入れて30分程度置いたら、唐辛子、タマネギ、黒コショウを入れて弱火にかけ、沸騰したら日本酒を加えて火を止めて漉す。。
  5. 一人用の土鍋にごま油を入れて火にかけ、チゲダレを炒めて香りを出す。
  6. タマネギと長ネギ(半分)を加えて軽く炒めたら④のスープを注いで沸騰させる。
  7. 豚肉とアサリを入れて更に煮込み、アサリの口が開いたらスプーンですくった豆腐を入れる。
  8. 全体が馴染んだら残りの長ネギを入れ、中央に卵黄を乗せる。

商品紹介

グリル用ポーク肩ロース
グリル用ポーク肩ロース
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メニュー提案者

本多 真本多 真

朝鮮に豆腐づくりの技術が伝わったのは14世紀ごろのことで、元との交流によるものだったそうです。朝鮮の文献に初めて豆腐が登場するのは高麗時代末期に書かれた牧隠集です。そこでは、豆腐は歯のない人にとってまたとない食品であり、老人にも良いと紹介されました。
日本の豆腐も中国から伝来したとされていますが、高知県のように朝鮮の技法が現代まで受け継がれてきたものもあります。これは、1592年に豊臣秀吉が朝鮮を侵略した時、土佐から兵を出した長曾我部元親が連れてきた人たちの中に豆腐を作る技術を持った人たちがいたことをきっかけにしています。その後、徳川幕府になってから豆腐座という集団が形成され保護されてきました。高知県ではカツオの土佐造りのようにニンニクを使う料理が沢山あるのも豆腐座の食文化が影響しているようです。

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