タッチュは韓国で食べられている鶏肉のお粥です。特に夏場は滋養食(スタミナ食)として鶏肉を食べる習慣があり人気があります。通常は鶏と野菜を煮込んでスープを作った段階で鶏肉を取り出し、もち米やうるち米などの穀物に水を6~7倍加え、長時間コトコト煮ることででやわらかく粥状になるまで煮込んでいきます。その後、鶏肉を戻し、塩で味つけすることで食べやすく優しい味わいに仕上がります。
お粥と言ってもとても手間がかかる料理ですが、韓国では健康的な朝ご飯メニューとして親しまれているほか、二日酔いに効くお粥としても人気があります。
現地では、お粥と言っても豆・木の実系、野菜系、海鮮系、肉系など種類もお店によって様々あり、肉系はタッチュッ(鶏粥)かソコギチュッ(牛肉粥)になるようです。
タッチュに入れる野菜も色々なバリエーションがあるようで、現地の人達はそれぞれの好みに合ったお店で食べているそうです。
- ホワイトチキン(津軽どり)
- 2枚
- ホワイトチキン(津軽どり)肉汁
- 全量
- 鶏がらスープ(顆粒を使用)
- 1,200cc
- もち米(炊いたもの)
- 2合分
- ニンジン(みじん切り)
- 40g
- 細ネギ(小口切り)
- 15g
- 長ネギ(粗みじん切り)
- 30g
- タマネギ(みじん切り)
- 30g
- 食塩
- 少量
- コショウ
- 少量
- ごま油
- 少量
- 卵
- 2個分
- すりゴマ
- 少量
- ホワイトチキンを袋のまま麺棒などで軽く叩いてから袋から取りだし、粗くほぐす。
- 鍋に鶏がらスープ、ホワイトチキン(肉汁)を入れて煮立て、ニンジン、長ネギ、タマネギを入れる。
- 2~3分間煮込み、もち米を加えて5分間程度煮込む。
- 溶き卵を回し入れて食塩、コショウで薄味に調味する。
- 火を止めてホワイトチキン、細ネギを入れ、余熱で温めて器に盛る。
- ごま油、すりゴマをトッピングする。
本多真
タッチュは、鶏と野菜を煮込んでスープを作った段階で鶏肉を取り出し、もち米やうるち米をやわらかく粥状になるまで煮込んでから鶏肉を戻し、塩で味つけするというとても手間がかかる料理ですが、ホワイトチキンを使えば煮込む時間が大幅に短縮できるとともに、お粥の余熱で肉の食感が柔らかく戻ります。居酒屋の〆の一品として如何でしょう?
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