ネギトロは、マグロの皮の裏側にある脂身や中骨の間にある赤身をそぎ落とした中落ちを賄いとして食べていた浅草の寿司店がネギと一緒に食べると脂っこさが和らいで美味しく食べられることに気づき、常連客に出してみたのが始まりとされています。皮や中骨から可食部をそぎ落とす作業を建築用語の「根切り」になぞらえて「ねぎ取る」と呼んでいたことや、当時、麦とろが流行っていたこともありネギトロと名付けられたようです。