ヒュッツポットは、ジャガイモとニンジン、タマネギを茹でてから鍋の中でつぶしたマッシュポテトのことで、ハシェというクローブを効かせた牛肉の煮込みが添えられます。牛肉の代わりにミートボールやソーセージを添えることもありますが、その場合はヒュッツポットとなります。甘みのあるニンジンを使うのが美味しさのポイントとされる冬場の定番メニューでオランダ全土で食べられています。これは、16世紀後半に起こったスペイン戦争中に市民を救った料理とされ、スペイン戦争に勝利した10月3日にこの料理を食べてお祝いするという風習がある地域があるほどです。
- シチュー用ビーフ(角切り)
- 400g
- タマネギ(みじん切り)
- 300g
- 水
- 500ml
- Ⓐ 固形スープの素
- 20g
- Ⓐ 酢
- 大さじ3
- Ⓐ ロリエ
- 1枚
- Ⓐ 黒コショウ(ホール)
- 10個
- Ⓐ クローブ(ホール)
- 14粒
- サラダオイル
- 少量
- 食塩
- 少量
- コショウ
- 少量
- Ⓑ ジャガイモ
- 8個
- Ⓑ タマネギ(みじん切り)
- 1個
- Ⓑ ニンジン(コンカッセ)
- 1本
- Ⓑ バター
- 60g
- Ⓑ 食塩
- 少量
- サラダオイルをしいて火にかけたフライパンにシチュー用ビーフを入れ、軽く焼き色が付いたら取り出しておく。
- 1のフライパンにタマネギを入れて軽く色づく程度に痛める。
- 水を加え、沸騰したらⒶの材料を全部入れ、シチュー用ビーフを戻したら弱火で1時間ほど煮込む。
- 塩・コショウで味を調える。
- Ⓑの材料でヒュッツポットを作る。
- 皮をむいたジャガイモ、タマネギ、ニンジンを鍋に入れて柔らかくなるまで煮る。
- 湯を切って熱いうちにマッシャーでつぶす。
- バターを混ぜたら、塩で味を調える。
本多 真
2019年の初夏にオランダ出張したときに、仔牛を育てている農家を訪問しました。オランダの正式名称はネーデルランド王国。オランダという呼び方はポルトガルから伝来したそうです。ネーデルランドは”低い土地”という意味があるらしく、いたるところに水路が見え農場の周りも海抜0m以下でした。農家の奥さんはエルテンスープが得意料理と言っていましたが、冬になればこの料理も登場するのかもしれませんね。
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