ポーランドの国名は野原を意味する「ポーレ」が語源となっていると言われ、ドイツやウクライナなど隣接する国と平原で繋がっていることから先史時代から陸上での人の往来が多く、様々な地域の人や文化が交流したり融合したりしてきた歴史があります。食文化も同様で、周辺諸国の食材や食べ方を融合しながら定着してきた伝統料理は各地に存在し、その種類が豊富です。ポーランド料理の特徴は肉料理が中心だということです。特に煮込み料理が多数あり、牛にしても豚にしても余すこと無く食べられています。フラキは家庭で食べられている牛の内臓(トリッパ)を使った伝統的なスープで、現地の肉屋では細切りにされた牛の胃袋が普通に売られているほどです。
- シチュー用牛トリッパ
- 100g
- シチュー用ビーフ
- 80g
- シチュー用ビーフ(肉汁)
- 30g
- タマネギ(スライス)
- 80g
- ニンジン(スライス)
- 50g
- セロリ(スライス)
- 30g
- バター
- 適量
- 小麦粉
- 10g
- 食塩
- 適量
- コショウ
- 適量
- マジョラム(パウダー)
- 少量
- ナツメグ(パウダー)
- 少量
- オールスパイス(パウダー)
- 少量
- 生姜(絞り汁)
- 適量
- チキンブイヨン
- 600g
- パセリ(粗みじん)
- 600g
- シチュー用ビーフをほぐし、トリッパは細切りにする。
- 鍋にバターを溶かし、野菜をよく炒める。
- シチュー用ビーフ(肉汁)とチキンブイヨンを注ぎ、1とハーブを加えて煮込む。
- 水溶き小麦粉を加えて濃度を付ける。
- 食塩、コショウ、生姜の絞り汁で味を調え、パセリを振る。
石川貴章
ポーランドが長い歴史を歩む中で様々な民族や文化と交流してきたことを考えると、異文化を受け入れたり共存したりということがポーランドの強みになっているのかもしれませんね。
最近、私も色々な方達とお酒を飲む機会が増えたので色々な方の意見を受け入れられるように心がけたいです。万が一、二日酔いになってしまったら、ポーランド人を見習って胃に優しいフラキを食べたいです。
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