ウズベキスタンは中央アジアに位置する共和制国家で、旧ソビエトの構成国でした。ウズベキスタンはかつて中国と地中海地域を結ぶ古代の交易路シルクロードによって大いに繁栄しました。ティムール朝の首都だったサマルカンドをはじめ、様々な地域に史跡が残っており東西の文化が交差したことを物語っています。
マシュホルダは、主にウズベキスタンやロシアで食べられている郷土料理です。トマトやジャガイモやチリなど南米から伝わった食材と、エジプト原産のクミンシード、インド原産のコショウと中央アジアで採れるお米や羊肉や牛肉が融合した国際色豊かな料理といえます。
特にウズベキスタンはコメの産地として長い歴史があり、長粒米・短粒米、白米・赤米・黒米など様々な品種が作られています。それぞれの料理に合った米を使い分けるほど生活に根付いているようです。(お米を使ったプロフという料理は、ピラフのルーツとされるトルコ料理のピラウがルーツといわれていて、様々なバリエーションがあります。)
- シチュー用ビーフ(ダイスカット)
- 160g
- タマネギ(角切り)
- 110g
- ジャガイモ(角切り)
- 140g
- ニンジン(角切り)
- 40g
- トマト(角切り)
- 150g
- ピーマン(角切り)
- 1個分
- ヘッド(牛脂)
- 36g
- 白米
- 40g
- 緑豆
- 72g
- クミンシード
- 0.5g
- チリパウダー
- 0.5g
- 食塩
- 12g
- コショウ
- 適量
- 水
- 1,600cc
- シブレット(小口切り)
- 適量
- ヘッド(牛脂)を入れた鍋を火にかけ、タマネギを入れて炒める。
- タマネギに火が通ったら、ジャガイモ、ニンジン、トマト、ピーマンを加えて炒める。
- 水を加えたら、白米、緑豆、クミンシード、チリパウダーを入れて30分ほど煮込む。
- シチュー用ビーフを加えて10分ほど煮込み、塩・コショウで味を調える。
- 皿に盛り付け、シブレットを散らす。
以前、ウズベキスタン料理のラグメンを紹介しました。ラーメンのルーツはラグメンで、シルクロードによって中国に小麦粉を使った麺の文化がもたらされたというものでした。中国料理の食文化について色々と調べていると、食材や食文化にシルクロードが大きな影響を与えていることを実感しました。異国の文化を現地流に取り入れて根付いていった結果なんですね。
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