マタバという料理は、小麦粉で作った生地を大きくのばし、中に肉や卵、野菜、スパイスなどを入れてから生地を折り畳み、鉄板で焼いた料理です。アラビア半島や東南アジアなど広域で食べられていて、地域によってMataba(マタバ)、Matabak(マタバク)、Martabak(マルタバ)、Murtabak(ムルタバ)、Mutabbaq(ムタバック)など呼び名が少しずつ変わります。明確なルーツは解っていないとされていますが、マタバの語源はサウジアラビアやイエメンにあるようです。
それはMurtabak(ムルタバ)はアラビア語で「折りたたまれた」という意味があり、昔、この地域に住んでいたインド人によって広まっていったとされているからです。
その証拠の一つにタイに隣接するマレーシアでは、インド系のイスラム教徒のレストランや屋台などで売られているということがあります。タイ南部のレストランではアチャードというピクルスが添えられていることもあります。
- キャベツ(粗みじん切り)
- 100g
- タマネギ(みじん切り)
- 30g
- 鶏むね肉(ひき肉)
- 80g
- タマゴ
- 1個
- 食塩
- 2g
- コリアンダー(パウダー)
- 1g
- クミン(パウダー)
- 1g
- 白コショウ(パウダー)
- 0.5g
- ターメリック
- 0.5g
- サラダ油
- 40㏄
- Ⓐ 強力粉
- 40g
- Ⓐ 水
- 適量
- Ⓐ 食塩
- 1g
- Ⓐ サラダ油
- 5㏄
- Ⓑ 砂糖
- 26g
- Ⓑ 食塩
- 2g
- Ⓑ 穀物酢
- 30㏄
- Ⓑ 水
- 適量
- Ⓑ 赤唐辛子(輪切り)
- 10g
- Ⓑ キュウリ(半月切り)
- 1/2本分
- Ⓑ 紫タマネギ(スライス)
- 25g
- Ⓐの材料を混ぜ合わせて生地をつくり室温で寝かしておく。
- Ⓑの材料を混ぜ合わせてアチャードを作り冷蔵庫で冷やしておく。
- キャベツ、タマネギ、鶏ひき肉、タマゴ、塩、コリアンダー、クミン、白コショウ、ターメリックをボウルで混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やしておく。
- ①の生地をのし棒などで伸ばす。(直径24センチ以上)
- 生地の真ん中に③を乗せ、大きな正方形になるように生地をたたむ。
- フライパンに油をひいて火にかけ、⑤を生地が重なった面から焼く。
- 焦げ目がついたら裏返してもう片面も焼く。
- 焼きあがったら包丁で切り分けて皿に盛り付け、アチャードを添える。
ロティ マタバは、日本でいうと大きなギョウザとかお好み焼きの変型といった感じがする料理です。今回のレシピでは鶏むね肉を使いましたが、羊肉を使うことも多いようです。スパイスも使うのでそのまま食べても十分美味しいのですが、アチャードに浸して食べると「タイ料理だなあ。」という感じがして面白いです。
撮影のあと、女性スタッフに味見した貰ったところ、何度もお代わりをしてくれましたよ。
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