親子丼はご存知の通り、鶏肉と玉葱を卵でとじたものですが、他人丼は文字通り卵の親ではない牛肉や豚肉を使います。関西では他人丼と呼ぶのが一般的ですが、関東では牛肉と玉葱が文明開化の時期から広く食べられるようになったことから「開化丼」と呼ぶそうです。今回は牛肉を使った他人丼ですが、変わり種としてほほ肉を使って仕上げました。
親子丼、いとこ丼は地方によって具材の組み合わせがあり、よく知られているものでは北海道なら鮭といくらの親子丼、大阪なら鴨と卵のいとこ丼などがあります。
- シチュー用牛ほほ肉
- 280g
- タマネギ(スライス)
- 100g
- 三つ葉
- 少量
- 卵
- 6個
- [A]だし汁
- 400g
- [A]砂糖
- 大さじ2
- [A]みりん
- 大さじ2
- [A]薄口醤油
- 大さじ3
- ご飯
- 960g
- シチュー用牛ほほ肉を一口大にカットする。
- Aでタマネギが柔らかくなるまで煮る。
- シチュー用牛ほほ肉を加えて軽く煮込み、卵を溶き入れる。
- ご飯の上に盛り付け、三つ葉をのせる。
ご存じの通り、他人丼の定義は鶏肉以外の肉をタマネギなどと一緒に割り下で煮てから卵とじにした料理のこと。関東では開花丼と呼ばれることもありますね。そこで今回の他人丼には牛肉を使うことにしました。といっても牛ばら肉ではなく牛ほほ肉を使うのが今回のご提案。シチュー用牛ほほ肉はゼラチン質が多く、割り下で軽く温める程度でも溶けるような柔らかさになるので調理時間は短くても大丈夫です。蕎麦やうどんを茹でる間に作れるのでセットメニューにも良さそうだと考えました。
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