せんべい汁は八戸地方を中心とした青森県南部で古くから食べられている家庭料理のひとつです。このせんべいは通常のせんべいとは異なり煮込んでも溶けにくく独特の食感が残る汁用のものです。
この地域は初夏に冷たく湿った風「やませ」のが吹く影響で冷害が起こりやすく稲作には不向きです。そのため小麦や蕎麦の栽培が盛んになり、それらを粉にしてせんべいを食べる食文化が発達したそうです。牛肉、豚肉、鶏肉とたくさんの野菜を使い、そこから出ただしをせんべいがたっぶり吸い込んでいます。学校給食でも登場する地域色の強いメニューです。
- シチュー用ビーフ
- 240g
- 汁用せんべい
- 8枚
- 白菜
- 320g
- 人参
- 60g
- しめじ
- 100g
- 椎茸
- 4枚
- 長ネギ
- 40g
- ゴボウ
- 150g
- 醤油
- 大4
- みりん
- 大2
- 酒
- 大2
- だし汁
- 1ℓ
- シチュー用ビーフをスライスする。
- 鍋にだし汁を入れ材料を全て入れて煮込む。
村松敬祐
今回は私が担当をさせて頂いている、青森県八戸市の郷土料理「せんべい汁」を作りました。せんべい汁には、南部煎餅の中でも専用に焼き上げた「かやき煎餅」を使用します。
じっくり煮込む煮込み料理に最適な「シチュー用ビーフ」を使用し、短時間で簡単に「せんべい汁」が出来ます。
株式会社いちまる 食品事業部 営業部 ブラ・ド・シェフ営業課
本部 :TEL:054-628-4115 FAX:054-628-8134
東京営業所:TEL:03-6809-2723 FAX:03-6809-2724
大阪営業所:TEL:06-6195-8477 FAX:06-6195-8478