冰糖は氷砂糖、銀耳は白キクラゲという意味のデザートです。白キクラゲは四川省の特産品で、夏になると白キクラゲを氷砂糖で作ったシロップに入れて深い器に入れ、蒸し器で柔らかく煮含めます。これに季節の夏に採れる果物を添えて食べるのが冰糖銀耳(白キクラゲのシロップ煮)です。
家庭で食べる時はフルーツのシロップ漬けの缶詰を使うこともあるそうで、夏に食べる人気のデザートなのだそうです。
- 白キクラゲ
- 15g
- 氷砂糖
- 250g
- 水
- 800㏄
- 季節の果物(サクランボ、ビワ、ブドウ、ナシなど何でも良い)
- 適量
- クコの実
- 適量
- 白キクラゲをぬるま湯に約1時間浸してから掃除をし、水を変えてさらに浸しておく。
- 鍋に水と氷砂糖を入れて火にかけ、煮溶かす。
- 深めの器に②と①を入れてラップをし、器ごと蒸籠に入れて約1時間蒸す。
- 白キクラゲが柔らかくなってシロップにとろみが出てきたら蒸籠から出して冷ます。
- 一口大にカットした果物を入れて、クコの実を散らす。
丸山翔平
冰糖銀耳は伝統的な四川料理のデザートで、中国の広い地域で食べられているそうです。私が通っている中国食材専門店の方に聞いたところ「美味しいよね。私も好きなデザートよ!」と教えてくれました。
レシピでは中国料理の基本に乗っ取って手間のかかる工程にしていますが、国内で流通している白キクラゲは殆どゴミもついていないし戻す時間も短くて済みます。家庭で楽しむときは、白キクラゲを水戻ししてからしっかり水分を取って、フルーツ缶詰のシロップに浸して冷やしておくだけでも美味しく食べられますよ。
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