北欧では料理の風味や香りを付けるのにディルを良く使います。サーモンとの相性が良いということがよく知られていますが、現地では肉料理にも使われています。この料理はクリームソースなので酸味と甘みが調和して、ホワイトソースとは異なる味わいに仕上がります。このような味付けは近隣のノルウェーやフィンランドにも共通していることから北欧ならではの特徴だと言っても良いかも知れません。ディルと相性の良い素材で、付け合わせにジャガイモを使うことも多い料理です。
- シチュー用牛ほほ肉
- 480g
- シチュー用牛ほほ肉(肉汁)
- 160g
- バター
- 20g
- タマネギ(スライス)
- 120g
- ニンジン(千六本)
- 60g
- 小麦粉
- 少量
- 生クリーム
- 180g
- 白ワインビネガー
- 大さじ1
- グラニュー糖
- 少量
- ディル
- 適量
- 食塩
- 少量
- コショウ
- 少量
- シチュー用牛ほほ肉を一口大にカットする。
- バターでニンジン、タマネギを炒め、ほほ肉を入れる。
- 小麦粉を振り入れ、シチュー用牛ほほ肉(肉汁)、水、ビネガー、グラニュー糖を加える。
- 野菜が煮えたら生クリーム、ディルを加えて軽く煮詰める。
- 食塩、コショウで味を整える。
ディルショットは、日本語訳すると肉のディルソース煮。スウェーデンの家庭料理の定番なんだそうです。一般的には仔牛肉や羊肉を使うことが多いようですが、今回は牛ほほ肉を使ってみました。牛ほほ肉で白っぽいソースとい組み合わせはイメージしにくいかもしれませんが、ソースをトロッとした濃度にすると優しい酸味とディルの香りで良い感じに仕上がりますよ。
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