広い国土を持つ中国の料理は4つの地域に大別され、広東料理を含む南方料理は福建省から広東省まで海沿いの地域のものを指します。「東酸(酸味)、西辣(辛み)、南淡(淡白)、北鹹(塩辛い)」と言い表されているように、南方料理は薄味であっさりとしているのが特徴です。温暖な気候と西洋の影響もあり、素材そのものの味を生かすような料理が好まれたのではないでしょうか。
また、フカヒレやつばめの巣など山海の食材が豊富にあるので、バラエティに富んだ様々な料理や食べ方に発展してきました。飲茶や点心が発明されたのもこの地方です。
牛腩は、この地方で頻繁に使われる八角や長ネギ、生姜などを使って牛肉の臭みを消し、オイスターソースで旨みを足すという広東料理ならではの味付けをします。特に八角は広東料理に欠かせないとも言われています。
- シチュー用ビーフ
- 320g
- シチュー用ビーフ(肉汁)
- 40g
- 鶏がらスープ
- 500g
- 醤油
- 100g
- 砂糖
- 40g
- 酒
- 60g
- 八角
- 1個
- 生姜
- 1片
- ニンニク
- 1片
- 長ネギ(斜め切り)
- 1/2本分
- オイスターソース
- 大さじ1
- 片栗粉(水溶き)
- 適量
- ごま油
- 少量
- 青梗菜
- 1株
- シチュー用ビーフを一口大にカットする。
- 鶏がらスープ、シチュー用ビーフ(肉汁)、調味料、ニンニク、生姜、長ネギを入れて煮立たせる。
- ビーフとオースターソースを加え軽く煮込む。
- 水溶き片栗粉でとろみを付け、ごま油を加える。
- 茹でた青梗菜とともにご飯の上に盛り付ける。
牛腩飯は現地の人達にとって食事を短時間で済ませたいときに食べることが多いメニューです。ただし普通はご飯と牛腩は別々に盛り付けるんだとか。
そういえば先日テレビを見ていたら外国人の方が、「カレーは好きだけどカレーライスは嫌い。」と言っていました。「どういうこと?」と思っていたら、「ご飯にカレーが掛かっているのは気持ち悪い。」とコメントしていました。日本人は何でもご飯の上にのせて「〇〇丼」とするのが好きなのに面白いですね。インバウンド向けのメニューを考える際の注意点になるかもしれません。
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