カブサは米料理で、結婚式などの祝い事には欠かすことのできないご馳走です。大皿にタップリと盛り付けられたカブサを4~5人で囲み、スプーンではなく手を使って食べます。最近はテーブルで食べることもあるようですが、床に座って賑やかに食べるのがアラブの基本です。
また、お米は中近東ならではの定番の香辛料をたっぷりと使って炊きあげるのでとてもスパイシーで香ばしく仕上がります。骨付きの鶏肉や羊肉を使うことが多いそうですが、牛肉のカブサも存在します。
またトッピングするナッツの歯ごたえや香ばしさ、レーズンの甘さがアクセントになって香辛料が一層引き立つ香り高い一品です。
- シチュー用牛ほほ肉
- 400g
- シチュー用牛ほほ肉(肉汁)
- 150g
- ニンニク(粗みじん)
- 2片
- タマネギ(粗みじん)
- 120g
- トマト(角切り)
- 1個
- シナモンスティック
- 1本
- カルダモン(つぶす)
- 5~6粒
- クミンパウダー
- 大さじ1
- ナツメグパウダー
- 少量
- オールスパイス
- 少量
- カシューナッツ
- 適量
- レーズン
- 30g
- 食塩
- 少量
- コショウ
- 少量
- 水
- 400g
- 米(長粒米)
- 400g
- オリーブオイル
- 40g
- レモン(くし切り)
- 4切れ
- シチュー用牛ほほ肉を大ぶりにカットする。
- オリーブオイルでニンニク、タマネギを炒め、米を加えて軽く炒める。
- 塩・コショウ、香辛料、トマト、水、シチュー用牛ほほ肉(肉汁)を入れて煮立たせる。
- シチュー用牛ほほ肉とレーズンを加えてカブサを焼き上げる。
- カブサを皿に盛り、ナッツをトッピングしてレモンを添える。
サウジアラビアには世界各国から巡礼者や外国人労働者が訪れます。そのため国中に世界展開している外食チェーンも増えていて、様々な国や地域の料理や文化の影響を与えているようです。そのような中でも、現地の伝統的なメニューで、「一度は食べてみたい世界の料理Top10」にも挙げられているカブサを牛ほほ肉で再現してみました。スパイシーな香りで凄く美味しい料理ですよ。
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