包丁で切ったラム肉の食感
グリンピースのホクホク感
スパイスとのマリアージュ
グリンピースのホクホク感
スパイスとのマリアージュ
日本で食べられるキーマカレーの多くはひき肉です。ひき肉は粗挽きの場合も機械でミンチにするのが常識ですが、包丁で小さくカットしたものとは全く異なります。現地のような大きさに切るのは手間が掛かりますが、炒めたり味付けをしたりした仔羊肉の存在感や香りを楽しんでいただけるようこだわっています。
インド風仔羊キーマカレー
日本で人気のバターチキンカレーは北インドに位置するパンジャーブ地方の料理で、ヒンディ語ではムルグ(Murgh:鶏)マッカーニ(Makhani:バター)と呼びます。
パンジャーブ地方は、一般的にインド北部のパンジャーブ州からパキスタンの東北部にまたがる地域を指します。この地域は16世紀から19世紀までペルシャのムガール帝国の支配下にあり、アラブによるイスラム教の影響を強く受けました。その中で、グル・ナナックという人物がヒンズー教とイスラム教を批判したシク教を開き、パンジャーブ地方独特の平等主義が根付き、皆で共同炊事場を使うようになりました。共同炊事場には土や土レンガで作ったタンドール窯があり、家庭から持ってきた食材を調理できたため、この地方ではタンドール窯で調理することが習慣化されました。
バターチキンはスパイスで調味したヨーグルトソースに漬け込んだ鶏肉を金串(シーク)に刺し、タンドールの中で焼いてから別に仕込んだカレーソースと合わる料理です。1947年にデリーで開業したモティ・マハル(Moti Mahal)というパンジャーブ料理レストランが発祥とされています。このレストランを開く前、現在のパキスタンに属するペシャワールのレストランでパンジャーブ地方の一部で食べられていたタンドリーチキンを提供したところ、人気を博したのでデリーでも提供することにしたそうです。その後、タンドリーチキン用に鶏肉を漬け込んだマリネ液にトマトや牛乳、カシューナッツやスパイスを合わせていき、最後に生クリームやギーなどをふんだんに加えて仕上げるまろやかで芳醇なソースをタンドリーチキンに絡めたバターチキンが生まれたといわれています。
- 価格
- 1,800円(税別、送料別)
- 内容量
- 500g(2~3人分)
- 賞味期限
- 製造日より2年間
- 注意
- 【製品に含まれるアレルギー物質 28品目中】大豆、鶏肉