エストファードはフランス南西部の“蓋を密閉して蒸し煮した料理”(エストファ)の総称。エストファード・ ドゥ ブッフとなると牛肉のワイン煮込みの一種で白ワインを使うのが本来のスタイルです。現在は地域によって白ワインではなく赤ワインで煮込む場合もあります。
伝統的なフランス料理といえばバターや生クリームをふんだんに使った料理を思い浮かべがちですが、フランス南西部のプロヴァンス地方では殆ど使われず、調理油はオリーヴオイルが定番です。牛肉やタマネギ、ベーコンをオリーヴオイルでソテーし、ニンニクやタイム、ロリエ、ワイン、ブイヨン、ブーケガルニを加えてからオーヴンで蒸し煮してから煮汁を煮詰めて漉し、牛とベーコンにソテーしたシャンピニョンを加え再び煮込んで仕上げます。
プロヴァンス地方特産のトマトやオリーヴ、タイムを付け合わせにすることも多く、イタリアやスペイン、ギリシャ料理と似ている面が多いと言えます。
- シチュー用ビーフ(ダイスカット)
- 600g
- オリーブオイル
- 20g
- ニンニク(みじん切り)
- 2片
- タマネギ(スライス)
- 1/2個分
- 赤ワイン
- 100cc
- ダイストマト(缶詰)
- 400g
- デミグラスソース
- 250g
- ブラックオリーブ
- 60g
- タイム
- 適量
- ロリエ
- 1枚
- 食塩
- 適量
- 水
- 適量
- Ⓐ ニョッキ
- 400g
- Ⓐ 食塩
- 適量
- Ⓐ コショウ
- 適量
- Ⓐ オリーブオイル
- 適量
- 火にかけた鍋でオリーブオイルを温めてニンニクを炒める。
- タマネギを入れてしんなりするまで炒める。
- 赤ワインを加えて沸騰させる。
- ダイストマトとデミグラスソースを加えて沸騰させる。
- ブラックオリーブ、タイム、ロリエを入れ、水を加えながら30分程度煮込む。
- シチュー用ビーフを入れて10分程度煮込む。
- 塩で味を調える。
- Ⓐ ニョッキをボイルする。
- Ⓐ 火にかけたフライパンにオリーブオイルをしき、焦がさないようにニョッキを温める。
- Ⓐ 塩コショウで味を調える。
- 皿に⑦のシチューを盛り付けてから、⑩のニョッキを添える。
- トマト(分量外)を半分にカットしてオーブンで焼いたものを乗せる方法もあります。
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