【内臓料理の解説(3回目)】
また、中世になると商業の発展とともにビストロ(居酒屋)やレストラン(食堂)のようなものができてきましたが、一般市民の食生活はギルド制度により職業のルールが激しく制限され、肉を焼く(ロースト)職業をRôtisseur(ロティスール)、鶏肉を売る職業はPoulailler(プーライエ)、内臓肉を売るまたは調理する職業をTripier(トリピエ)、豚肉はCharcutier(シャルキュティエ)、惣菜、煮込み料理はTraiteur(トゥレトゥール)、ソースはSaucier(ソーシエ)が販売するという具合に非常に細かく制限区分けされ、他の業種、領域を冒してはならないという決まりがありました。特にフランスでは上流階級が内蔵(特に腸)を重用した歴史があり、14世紀頃に販売が許可制になったことがあるほどです。豚肉のシャルキュティエや煮込み料理のトレトゥールでは肉を焼くことはできず、ロティスールから仕入れなくてはならず逆にロティスールは豚肉や煮込み料理は販売できない決まりになっていたのです。このように、調理工程を細分化しすぎて権利化していったので、庶民料理はあまり発展することができなかったのでしょう。
- シチュー用タン
- 400g
- 赤ワイン
- 400g
- デミグラスソース
- 400g
- ベーコン
- 150g
- マッシュルーム
- 12個
- ペコロス
- 12個
- サラダオイル
- 適量
- シチュー用タンを厚めにスライスする。
- 赤ワインを1/3に煮詰め、デミグラスソースと合わせる。
- ソースの味を調えたら牛タンを入れて軽く温める。
- ペコロスは軽く炒めてからボイルし、ベーコンとマッシュルームは炒めてからソースと合わせる。
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