オレンジソースを使う料理で最も有名なのは
Aiguilletesde canard à l’orang(鴨のステーキ オレンジ添え)です。秋から冬にかけて旬を迎えるジビエ(注)は、果物の甘みや酸味や香りと合わせることで素材独特の旨みが引き立つことからフランス料理の醍醐味とも言われるようになりました。
南仏ではオレンジが豊富に採れるので様々な料理に使われています。仔牛肉を使った料理ではオレンジにグランマニエやコワントローの香りを加えて柔らかく煮込みますし、鶏肉料理でも頻繁に使われています。
「牛肉のオレンジソース煮」でもオレンジの皮やジュースの香りが牛肉を引き立てているのでロゼワインとの相性も抜群です。
(注)ジビエは狩猟鳥獣を指し、四つ足の獣類gibier à poil(猪、鹿、野兎など)、野山に生息する野禽類gibier à plume(山シギ、ツグミなど)、野鴨やシギなどの水鳥に分類します。また人工的に飼育している家禽類はVolaillsと呼び、若鶏、七面鳥、ガチョウ、ホロホロ鳥、合鴨などがあります。
- シチュー用ビーフ
- 400g
- オレンジ
- 2個
- デミグラスソース
- 400g
- ブイヨン
- 300g
- ニンジン
- 1本
- ペコロス
- 12個
- トマト(完熟)
- 1個
- グラニュー糖
- 大さじ3
- グリンピース
- 60g
- 食塩
- 適量
- コショウ
- 適量
- オレンジ1個の皮を剥く。皮を細切りにしてグラニュー糖を加え乾燥するまで火にかける。実は搾って果汁にしておく。
- もう一つのオレンジの1/3個分の皮をすり下ろす。実はくし切りにして温めておく。
- デミグラスソース、ブイヨン、オレンジ果汁の中に、ニンジン、炒めたペコロス、湯むきして種を取った乱切りトマトを加えて煮込む。
- 野菜が柔らかくなったら②の皮とカットしたシチュー用ビーフを加える。
- 塩コショウで味を調えたら皿に盛り付け、茹でたグリンピースを添える。
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