クレピネットは獣肉の横隔膜の周りについている網状の脂肪のことで、料理には豚や羊のものを使います。水で良く洗ってから水を切ったクレピネットを適当な大きさに切ってよく広げ、素材を包んでから網焼きにしたり、フライパンで炒め焼きしたりオーブンで焼いたりします。これを使うことで、バラバラになりやすい挽肉をまとめたり、複数の食材を組み合わせて一体化させたり、火を入れるとパサパサになりがちな素材に脂を回したりといった効果が期待できます。
フランスでは牛肉の赤身を使った料理は健康的なイメージで人気がありますが、脂身の味を加えた方が美味しいことも多々あります。そのようなときに上質のクレピネットで肉を包んでから軽く焼き上げ、ソースに戻して軽く煮込みます。すると肉にほどほどの脂が回ると同時にソースが良く絡み、ソースそのものの香りも増して一体感のある仕上がりになるので、より贅沢な味わいの一品にすることができます。
- シチュー用ビーフ
- 400g
- デミグラスソース
- 400g
- ブイヨン
- 300g
- クレピネット
- 1枚
- ニンジン
- カブ
- ジャガイモ
- ペコロス
- ソラマメ
- グリンピース
- 菜の花
- シチュー用ビーフをクレピネットで包み、合わせ口を下にしてフライパンで焼く。
- ニンジン、ジャガイモ、ペコロスをデミグラスソース、ブイヨンで煮る。
- グリンピースと菜の花は別々に茹で、バターで軽く炒める。
- ①を②に加えて温める。
- 皿に盛り付けたら、グリンピース、ソラマメ、菜の花で飾る。
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