南仏プロヴァンス地方の代表的な家庭料理であるドーブは“蓋を密閉して蒸し煮した料理”(エストファ)の一種。特に冬から春の初めはドーブ鍋を使った料理が盛んに食べられる季節で、牛肉、羊肉、鶏肉、タコなどが使われます。牛肉の場合は赤ワインか白ワイン、羊肉とタコの場合は赤、マルセイユ風のピエ・エ・パケの場合は白という伝統的な流儀もありますが今は様々な試みがされています。何れにしても鍋の中身を沸騰させずに弱火で長時間煮込むのが基本です。
これは、カルマルグ地方の湿地帯の家畜は肉が硬く、おいしく食べるためには柔らかくなるまで煮込む必要があったからと言われています。
牛肉のドーブにはマカロネードを付け合わせるこが多いものの、この地方は果物にも恵まれているためプラム、オレンジなどを使う場合もあります。
家庭では残ったドーブを漉してから型に入れて冷やし込みゼリー寄せのようにして食卓に出すこともよくあります。
- シチュー用ビーフ
- 400g
- デミグラスソース
- 400g
- ブイヨン
- 150g
- 赤ワイン
- 100cc
- トマト(水煮缶)
- 400g
- ニンジン(輪切り)
- 2本
- マッシュルーム(スライス)
- 12個
- タマネギ(角切り)
- 1個分
- ブロッコリー
- 1個
- デミグラスソース、ブイヨン、赤ワインを合わせ、トマト(水煮缶)を加えて煮込む。
- ニンジン、マッシュルームと軽く炒めたタマネギを①と合わせて煮込む。
- シチュー用ビーフを加えて軽く煮込む。
- 皿に盛り付けたら、茹でたブロッコリーを飾る。
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